薬剤師の勤務先
病院
医薬分業の流れから、院内処方による患者さんへの薬の提供は激減してきています。その代わり、院外処方による調剤薬局が病院のすぐ近くに数多く出来るようになりました。この事で病院で働く薬剤師の数が減ったかいえば実はそうでも無い様です。
薬剤師には院内の薬品管理という大切な仕事もありますし、高額の治療薬などは今でも院内処方を行っている病院もあります。また入院患者への処方は院内処方にならざるを得ないのが現状です。そして、生活習慣病である糖尿病へのインスリン自己注射の際の服薬指導などは院内で指導が行われる事が多いですし、抗HIV薬処方の際の指導も院内で患者さんと個別面談しながら行われる事が多い様です。
病院内での薬剤師の仕事は他にも新しい治療薬が発表された場合の情報提供という大切な仕事があります。特に難病治療用の薬が発表された場合には治験を待ち望む患者さんが沢山いるので、医師やそういった患者さんに新薬情報を提供したり、服薬後のデーター収集など責任ある業務が多く、また禁忌に関する情報開示など医師が診療に必要なデーターを逐一発信するとか、医師からの薬品に対する問合せに答えるなどの大切な役目もあります。
最近では通院患者さんからのジェネリック医薬品への問合せや漢方薬やサプリメントへの興味の高まりなどもあり、薬剤師としてのスキルは合成薬の知識だけに留まらない幅広いものが求められる様になっています。したがって病院で働きたいという薬剤師さんへの求人情報も沢山寄せられています。